帰国して、もうすぐ半年。ジタバタしているうちに、月日は、あっという間に過ぎてしまいました。その間、何をしていたのかと問われれば、「う〜ん」と言葉につまるというのが本音ですが、きっと、日本でこれから暮らしていくために、必要な準備期間だったのかなと思います。
カナダで、「日本に帰ろう」と決めたときは、まさか、35歳・女性の再就職が、こんなに大変なんて、想像すらしていませんでした。そういえば、まだ20代の頃、30代後半の先輩が、さんざんハローワークに通った末、納得のいく仕事が見つからず、さらにスキルアップのために職業訓練を受けて・・・と、かれこれ、1年近くかけて転職していたなあ〜。でも、その時の私は、まだ20代で、まさか、自分の身に同じようなことが降りかかってくるとは・・・(汗)。そして、追い討ちをかけたのが、アメリカ発の金融危機。そこから先の話は、皆さんもご存知のとおりです。エイミーも、その真っ只中に放り込まれてしまいました(っつーか、自分から飛び込んだのか!?)。
帰国当初は、「せっかくカナダのホテルで働いていたんだから、日本でも外資系のホテルで働こう!」と、意気込んでいました。早速、いくつかのラグジュアリーホテルに履歴書を送ってみましたが、書類選考の合否の連絡すらきません。そうこしているうちに、不況の影響で、外資系ホテルの稼働率が軒並み低下。応募する求人すら見つからなくなってしまいました。ようやくあっても、時給1000円台のアルバイトがほとんどで、どんなに条件が良くても契約社員。それじゃあ、先が見えないし、長く続けられない。時々、社員募集を見つけて応募してみるものの、肝心の書類選考に通らないので、会ってもらうこともできません。
「たとえ年齢が、他の応募者よりも上でも、会ってもらえればわかるのに!サービスだったら、絶対に若い人達には負けないのに!」
もどかしい思いでした。
景気回復まで待っていたら、いつになるかわからない。とにかく、職種の幅を広げて就職活動を続けてみよう。履歴書と職務経歴書を見直し、ホテル以外の職種にも応募してみることに。すると、興味深いことに、ホテルの職種以外だと、面接までたどりつくことが多いんです。これはいったい、どういうこと?やっぱり、年齢の壁なのかな〜。カナダでは、履歴書に生年月日や性別を書く必要はなく、就職後でさえ、年齢を聞かれたことはありませんでした。だから、日本の就職活動に年齢制限があったり、35歳以上だと(特に女性)不利になるということを、すっかり忘れていました。あちゃ〜。
でも、もちろんここは日本。
エイミーは、この国でサバイバルしていくのだ

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この半年間、様々なホテル求人の応募要項を見てきて、日本のホテルが求めている人物像が見えてきました。それは・・・
*新卒・第二新卒歓迎(つまり、20代後半までってこと)
*未経験歓迎(ヘタに経験があるよりも、何も知らないほうが純粋培養しやすいってこと)
これって、35歳エイミーの入る余地なし。
おまけに、サービス業の他の職種に比べると、待遇も良いとは言えず、とてもじゃあないけど、長く続けられる環境ではありません。
ホテルでなくても、これまでの経験を生かせる職場があるはず。心温まるホスピタリティーを提供できる場所があるはず。むしろ、他の職種で、ホスピタリティーを取り入れていけば、サービスの向上に役立つのではないか。そこに、エイミーが、チャンスをつかめる鍵があるのではないか?発想の転換をすることにしました。
そして先日、ある会社から、内定の連絡がきました。面接での対応も好意的で、この組織でなら頑張れるかなと思いました。エイミーにも、ようやく春が巡ってきたようです。もちろん、これからも接客業を続けます。
色々なことを考え、学んだ半年間でした。
現実の厳しさに、ガ〜ン

と打ちのめされた時もありましたが、これから日本で暮らしていくと決めた以上、目を覚ますいい機会だったのかもしれません。2005年に、カナダへ出発したとき、「私はどこに行っても日本人。いつかはこの国に帰ってきて、社会のために何かをするんだ」と、漠然と思っていました。その気持ちは、今も変わっていません。これからの人生も、きっと、山あり谷ありでしょう。でも、どんなことがあっても、エイミー、絶対に負けるもんか!カナダ生活で得た、強い心

と情熱

さえあれば、どんな荒波もなんのその。たとえ、憂いの沼に脚をとられようとも、笑顔で鼻歌を歌いながら、スキップしていけると思います。
さて、このブログもこれにておしまい。
今まで、エイミーを応援していただき、本当にありがとうございました。皆さんのこれからの人生が、楽しいものとなりますよう心から願ってます。